京葛籠
Kyo-tsuzura

ヘッダ写真

葛篭は手間のかかる工芸品である。竹を割り剥ぎ、籠を編み、角にかやを張り、和紙を張る。さらに漆を施して仕上げるが、この間の工程は全部で15。
主に婚礼用の衣装籠、呉服・茶道具両用籠等を中心に、乱れ籠、手文庫、小物入れ等がつくられている。最近では相撲力士のまわしなどを入れる「明荷」と呼ばれる衣装箱にも利用されている。

ページの先頭へ