能面
Noh-men
能舞台で使われる能面は約80種類ある。素材は檜で叩き鑿(のみ)、各種の彫刻刀で打ち上げる。表には胡粉を膠で溶いたものを塗り重ねサンドペーパーで丹念に磨く。目・眉・髪は墨で描き、唇は朱墨や紅で表情をつくってゆく。
能面は「彫刻」と「絵画」の融合した工芸であり、裏の漆塗り、目・歯入れの金工、髪・髭の植毛等各種の技法を必要とする工芸である。
能舞台で使われる能面は約80種類ある。素材は檜で叩き鑿(のみ)、各種の彫刻刀で打ち上げる。表には胡粉を膠で溶いたものを塗り重ねサンドペーパーで丹念に磨く。目・眉・髪は墨で描き、唇は朱墨や紅で表情をつくってゆく。
能面は「彫刻」と「絵画」の融合した工芸であり、裏の漆塗り、目・歯入れの金工、髪・髭の植毛等各種の技法を必要とする工芸である。