【~5/6まで休館】Australian Flowers -陶4人展
終了無料
オーストラリアと日本の女性作家4人展を開催いたします。
出品作家はいずれも、オーストラリアとアジア圏に関りがあります。オーストラリア人であるジャネット・デブースさんはしばしば中国で滞在制作をされます。サラ・オーサルバンさんは、韓国での滞在制作の経験があります。ルース・リーさんは、台湾系オーストラリア人で台湾、景徳鎮などで滞在制作をされています。德竹秀美さんは、瀬戸で陶芸を学ばれた後、オーストラリアの大学を卒業し、現在も中国やアメリカなど様々な国で滞在制作をされています。
国を超えたそれぞれの感覚で生み出される世界をお楽しみくださいませ。
出品作家
Janet DeBoos(ジャネット・デブース)
滞在制作をされる中国の器の様式を、自身の感性で再構成した器を制作。そのような器を作ることを通して、両国の文化の違いや共通点を探る。
国際陶芸アカデミー(IAC)ではオセアニアとアフリカ地域の代表を務める。
Sarah O’Sullivan(サラ・オーサルバン)
自身の周りの山などを散策し、描き集めたスケッチをもとに、水彩画調の絵付けを施した器を制作。試験管やビーカのような実験器具を模した形を用いることにより、「標本」のように植物の姿を永遠にとどめるイメージを表す。
NCECA Critical Function展2020に推薦される。
Ruth Li(ルース・リー)
動植物などの繊細なモチーフを組み合わせた造形を制作。時間や生と死、精神性などをはらむパラドックスを表し、文化的アイデンティティーの統合を探る。台湾国際陶芸ビエンナーレ2020 特選。
德竹秀美(とくたけ・ひでみ)
オーストラリアで得た陶芸の技術と、現地独自の自然から得た感性をもとに製作。手びねり成形により生まれる手跡と自然のモチーフの中の規則性などを重ね合わせ、柔らかく繊細な作品を目指す。
開催日時 | 2020年4月17日(金)~4月29日(水) 木曜日休館 |
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料金 | 入場無料 |
開催場所 | 京都陶磁器会館 2階ギャラリー |
交通 | ■ JR東海道新幹線・東海道本線「京都駅」より |
所在地 | 京都市東山区東大路五条上る遊行前町583番-1 |
お問合わせ | 主催:一般財団法人京都陶磁器協会 |
公式サイト | http://kyototoujikikaikan.or.jp |