うつわhaku 陶展 -transit-
終了無料
陶芸家ひろすえ たかこ氏は相国寺・上塔之段町にアトリエ・ショップ「うつわhaku」を主宰している。
「うつわhaku」のhakuは余白の「ハク」。
日常の生活の中では何ものにも縛られない時間や遊びの空間があることで、生活にゆとりが持て器を楽しむ余裕が生まれる。器は、料理との余白や遊びがあることで、より料理の美味しさが際立つ。そんな余白の提案をしたいという思いで作陶をしている。
彼女はもともと宇宙に関して強い関心があり、化学的・物理的な法則によって作られた造形物を意識した表現技法を研究していた。それに対して最近では、結晶や自然物を辿るようにして粒を積み重ねて作為的な造形物に挑戦し、自然発生物と、人の手で作られた作為的な物の違いについて考えており、作家として変化の過程の段階である。
展覧会の題名である「transit」は「変化の過程」といった意味。 今回の展覧会では、「transit」の他、新緑の季節の食卓に合わせて選んだパステルカラーの器や花器、定番の器などが並ぶ。
開催日時 | 2019年4月26日(金)~5月8日(水) 10:00~18:00 |
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料金 | 無料 |
開催場所 | 京都陶磁器会館 1階展示場 |
交通 | ■ JR東海道新幹線・東海道本線「京都駅」より |
所在地 | 京都市東山区東山区遊行前町583−1 |
お問合わせ | 一般財団法人京都陶磁器協会 |
協力 | 一般財団法人京都陶磁器協会 |
公式サイト | http://kyototoujikikaikan.or.jp |
陶芸家 ひろすえたかこ
イギリスの陶芸家ルーシー・リーの作品に出会い感銘を受ける。後にルーシー・リー本人と手紙の交流で本格的に陶芸の道へ。現在、うつわの作陶のみならず、個展やコラボレーション、陶立体やオブジェ作陶、陶芸教室やNHKドラマで陶芸技術指導も行っている。2018年より台湾にて展示販売。